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Yahoo広告とは|LINEヤフー広告への統合とGoogle広告との違い


Yahoo広告とは、LINEヤフーが提供する検索広告・ディスプレイ広告です。2026年4月にLINE広告と統合され「LINEヤフー広告」として提供されている現在の呼称、検索広告とディスプレイ広告(YDA)の構成、LINEヤフー広告ならではの強み、Google広告との違いまでを基礎から整理します。

公開2026.07.08
最終更新2026.07.08
読了 12 分 / 約4,900字
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広告運用 基礎知識集検索基盤とLINEの接触面を、1つの広告メニューで持つ媒体

Yahoo広告とは
LINEヤフー広告への統合

「Yahoo広告」で検索すると、今も多くの解説記事がヒットしますが、実はYahoo広告という名称の媒体は現在提供されていません。2026年4月にLINE広告と統合され、「LINEヤフー広告」という名称に切り替わっています。「いつの間に名前が変わったのか」「Yahoo広告として出稿していたアカウントはどうなるのか」「Google広告と何が違うのか」は、初めて調べると整理しづらいポイントです。本記事は、Yahoo広告(現LINEヤフー広告)の現在地を基礎から整理します。運用型広告全体の位置づけは 広告運用とは で扱っています。

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本記事の結論を先に
Yahoo広告は、2026年4月にLINE広告と統合され「LINEヤフー広告」として提供されている

Yahoo広告とは、LINEヤフーが提供する検索広告とディスプレイ広告(YDA)で構成される運用型広告です。2026年4月にLINE広告と統合され、現在は「LINEヤフー広告」という名称で提供されています。統合後もYahoo! JAPANの検索エンジン・ポータルサイトとしての基盤はそのままに、ディスプレイ広告(YDA)はLINEアプリの広告枠とも横断して配信できるようになった点が、統合前からの大きな変化です。

01.結論:Yahoo広告は現在「LINEヤフー広告」として提供されている

Yahoo広告とは、LINEヤフーが提供する検索広告・ディスプレイ広告の総称です。 Yahoo!ビジネスセンターの公式サイト は、現時点で「LINEヤフー広告」への統合を反映した内容になっており、「Yahoo広告」という独立した名称の媒体は現在提供されていません。ページ内では、検索広告とディスプレイ広告(運用型・予約型)の2種類が案内されています。既存の「Yahoo広告」という呼び方は、統合前の名残として検索需要には残り続けていますが、実務上はLINEヤフー広告として理解しておく必要があります。

02.Yahoo広告からLINEヤフー広告への統合の経緯

LINEヤフーが提供する LINEヤフー広告の公式サイト によると、2026年4月にYahoo広告とLINE広告が統合され、「LINEヤフー広告」として提供されています。

広告種別統合の内容
検索広告「Yahoo!広告」から「LINEヤフー広告」への名称変更にとどまり、配信面自体がLINEに広がるわけではない
ディスプレイ広告(YDA)Yahoo!広告ディスプレイ広告とLINE広告の配信面が実際に統合され、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」としてLINEアプリ・Yahoo! JAPANの広告枠を横断して配信できるようになった

LINEヤフー広告APIの公式アナウンス は、この統合内容を「検索広告は名称変更のみ、ディスプレイ広告は配信面の統合を伴う」と整理しています。検索広告とディスプレイ広告で統合の中身が異なる点は、混同しやすいので押さえておきたいポイントです。ディスプレイ広告(YDA)の基礎は ディスプレイ広告とは で整理しています。

03.LINEへの広告配信

LINEアプリのユーザーに広告を届けたい場合も、現在はLINEヤフー広告を経由する形に一本化されています。かつて存在した「LINE広告」という独立した媒体は、新規アカウント開設の申し込みを停止しており、LINEヤフー広告への移行が案内されています。これからLINEアプリの広告枠に新しく出稿したい場合、LINE広告単体で申し込むことはできません。

かつて(LINE広告)現在(LINEヤフー広告経由)
申し込み方法LINE広告として独立して新規開設できた新規開設は不可。LINEヤフー広告のディスプレイ広告(YDA)から出稿する
配信面LINEアプリの広告枠のみLINEアプリの広告枠に加え、Yahoo! JAPANの広告枠とも横断して配信される

配信面はLINEアプリのトークリスト等が対象で、Yahoo! JAPANの広告枠と横断して同時に配信される点が、統合前のLINE広告単体との違いです。既存でLINE広告を運用していたアカウントは、LINEヤフー広告への移行案内に沿って引き続き配信を続けられます。

「横断して配信される」と聞くと、LINEにだけ配信を絞りたい場合はどうすればよいのかという疑問が出てきます。結論として、プレイスメントターゲティング(プレイスメントリスト)機能を使えば、配信面をYahoo! JAPANサービスとLINEサービスとで区別・指定でき、LINE面だけに絞った配信も可能です。プレイスメントリストを「LINEサービス」側だけを対象に作成し、そのリストを広告グループに指定して配信すれば、実質的にLINEアプリの広告枠だけへの配信になります。ただし、配信面をむやみに絞り込みすぎると、機械学習による最適化が効きにくくなるため、まずは横断配信で様子を見てから、必要に応じてLINE限定配信を検討するのが実務的な進め方です。

04.検索広告とディスプレイ広告(YDA)の構成

LINEヤフー広告は、大きく分けて2種類の広告メニューで構成されています。

広告メニュー表示される場面特徴
検索広告Yahoo! JAPANの検索結果ページ検索キーワードに連動して表示される、検索連動型広告
ディスプレイ広告(YDA)Yahoo! JAPANトップページ・提携サイト・LINEアプリのトークリスト等運用型・予約型の両方を提供する、バナー・動画中心の広告

検索広告の詳しい仕組みは リスティング広告とは で、ディスプレイ広告の詳しい仕組みは ディスプレイ広告とは で扱っています。本記事では、これらを提供するLINEヤフー広告という媒体そのものの位置づけを扱います。

05.LINEヤフー広告ならではの強み

LINEヤフー広告の強みは、検索エンジン・ポータルサイトとしてのYahoo! JAPANの基盤と、LINEの接触面を1つの媒体で持つ点にあります。

強み内容
国内向けの検索基盤Yahoo! JAPANは国内で長く使われてきた検索エンジン・ポータルサイトで、検索広告の受け皿になる
LINEアプリとの配信面連携ディスプレイ広告(YDA)がLINEアプリのトークリスト等にも配信でき、日常的に開かれるアプリへ接触できる
Yahoo! JAPANの各種サービス基盤ニュース・ショッピングなどYahoo! JAPANの各サービスにまたがる広告枠を持つ

LINEヤフー広告の公式サイト は、ディスプレイ広告について「1億人以上のユーザーへのリーチを実現する」としています。検索広告で顕在層に、ディスプレイ広告(YDA)で潜在層にと、1つの媒体の中で顕在層・潜在層の両方にアプローチできる点が、他の単一目的の媒体との違いです。

リターゲティングで使うオーディエンスリスト

ディスプレイ広告では、サイト訪問、広告への反応、顧客データ、アプリ利用などを基にオーディエンスリストを作り、配信対象または除外対象へ指定できます。 LINEヤフーのオーディエンスリスト公式ヘルプ では、ウェブサイト訪問者、顧客データ、広告アクション、アプリなど、元になるデータの種類が案内されています。

LINE広告の機能では、LINE Tagによるサイト訪問者に加え、LINE公式アカウントの友だち、動画視聴者、保有するメールアドレスなどもオーディエンスとして利用できます。Yahoo! JAPAN側のサイト訪問リストとLINE側の友だち情報は取得元が異なるため、統合後もリスト名にデータの出所と除外用途を明記します。

06.Google広告との違い

国内でリスティング広告・ディスプレイ広告を出稿する場合、LINEヤフー広告と並んで検討されるのがGoogle広告です。両者の詳しいキャンペーン構成・アカウント構造の比較は Google広告とは で整理しているため、本記事ではLINEヤフー広告というプラットフォーム側の観点だけを補足します。

Google広告が検索・ディスプレイ・YouTube・ショッピング・アプリ・Performance Maxまでを1つのプラットフォームで横断的に扱えるのに対し、LINEヤフー広告は検索広告とディスプレイ広告(YDA)の2メニューに絞られる分、シンプルに始めやすい構成になっています。国内の検索エンジンとしての利用者層や、LINEとの配信面連携はLINEヤフー広告に固有の強みのため、まずどちらか一方で運用を軌道に乗せてから、もう一方を追加するのが実務的な進め方です。

07.始め方の基本手順

手順やること
1. アカウントを作成するLINEヤフー広告のアカウントを開設し、請求情報を設定する
2. 広告メニューを選ぶ獲得目的なら検索広告、認知拡大ならディスプレイ広告(YDA)を選ぶ
3. コンバージョン計測を設定する問い合わせ・購入などの成果を計測できるようにする
4. 予算・入札方法を設定する1日の予算上限と、手動入札か自動入札かを決める
5. 広告文・クリエイティブを用意する検索広告なら広告文、ディスプレイ広告ならバナー・動画を準備する
6. 指標を見ながら調整するCTR・CVR・CPAを見て、配信内容や入札を見直す

課金方式・指標の詳しい計算式は 広告の課金方式・指標の基礎 で整理しています。

08.よくある質問(FAQ)

Yahoo広告とは何ですか?

Yahoo広告とは、LINEヤフーが提供する検索広告・ディスプレイ広告(YDA)の総称です。2026年4月にLINE広告と統合され、現在は「LINEヤフー広告」という名称で提供されています。「Yahoo広告」という独立した名称の媒体は現在提供されておらず、実務上はLINEヤフー広告として理解しておく必要があります。

Yahoo広告とLINE広告はどう統合されたのですか?

LINEヤフー広告APIの公式アナウンスによると、検索広告は「Yahoo!広告」から「LINEヤフー広告」への名称変更にとどまり、配信面自体がLINEに広がるわけではありません。一方、ディスプレイ広告(YDA)はYahoo!広告ディスプレイ広告とLINE広告の配信面が実際に統合され、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」としてLINEアプリ・Yahoo! JAPANの広告枠を横断して配信できるようになりました。検索広告とディスプレイ広告で統合の中身が異なる点に注意が必要です。

LINEに新しく広告を出したいのですが、どうすればよいですか?

「LINE広告」として新規にアカウントを開設することはできません。これからLINEアプリのユーザーに広告を届けたい場合は、LINEヤフー広告のディスプレイ広告(YDA)から出稿します。配信面はLINEアプリのトークリスト等が対象で、Yahoo! JAPANの広告枠と横断して同時に配信される点が、かつてのLINE広告単体での配信との違いです。既存でLINE広告を運用していたアカウントは、LINEヤフー広告への移行案内に沿って引き続き配信を続けられます。

LINEにだけ広告を配信することはできますか?

できます。LINEヤフー広告のディスプレイ広告(YDA)には、配信面を指定・除外できるプレイスメントターゲティング(プレイスメントリスト)機能があり、Yahoo! JAPANサービスとLINEサービスを区別して選べます。「LINEサービス」側だけを対象にしたプレイスメントリストを作成し、広告グループに指定すれば、実質的にLINEアプリの広告枠だけへの配信になります。ただし、配信面をむやみに絞り込みすぎると機械学習による最適化が効きにくくなるため、まずは横断配信で様子を見てから、必要に応じてLINE限定配信を検討するのが実務的な進め方です。

LINEヤフー広告ならではの強みは何ですか?

LINEヤフー広告の強みは、国内で長く使われてきたYahoo! JAPANの検索エンジン・ポータルサイトとしての基盤と、LINEアプリの接触面を1つの媒体で持つ点にあります。検索広告ですでに検索行動を起こしている顕在層に、ディスプレイ広告(YDA)でまだ検索していない潜在層にと、1つの媒体の中で顕在層・潜在層の両方にアプローチできる点が、単一目的の媒体との違いです。

LINEヤフー広告とGoogle広告はどちらを使えばよいですか?

どちらが適しているかはターゲット層・業種・エリアによって変わるため、一概には言えません。Google広告は検索・ディスプレイ・YouTube・ショッピング・アプリ・Performance Maxまでを1つのプラットフォームで横断的に扱えるのに対し、LINEヤフー広告は検索広告とディスプレイ広告(YDA)の2メニューに絞られる分、シンプルに始めやすい構成です。国内の検索エンジンとしての利用者層や、LINEとの配信面連携はLINEヤフー広告に固有の強みのため、まずどちらか一方で運用を軌道に乗せてから、もう一方を追加するのが実務的な進め方です。

既存のYahoo広告アカウントはどうなりますか?

Yahoo! ビジネスセンターの公式サイトは、現時点でLINEヤフー広告への統合を反映した内容になっており、既存のアカウントはLINEヤフー広告として引き続き利用できます。名称・メニュー構成は統合前後で変わっているため、新規に運用を始める・見直す際は、公式サイト・公式ヘルプで最新の仕様を確認しながら進めるのが確実です。

09.まとめ

Yahoo広告とは、LINEヤフーが提供する検索広告・ディスプレイ広告です。2026年4月にLINE広告と統合され、現在は「LINEヤフー広告」として提供されています。検索広告は名称変更にとどまる一方、ディスプレイ広告(YDA)はLINEアプリとの配信面連携が実際に加わった点が、統合前後での大きな違いです。

  • Yahoo広告は現在の呼称ではありません。2026年4月の統合以降、「LINEヤフー広告」として提供されています。
  • 統合の中身はメニューごとに違います。検索広告は名称変更のみ、ディスプレイ広告(YDA)は配信面自体がLINEと統合されました。
  • 検索基盤とLINEの接触面を1媒体で持ちます。顕在層・潜在層の両方に、1つの媒体でアプローチできます。
  • LINE限定配信も可能です。プレイスメントターゲティングでYahoo! JAPANサービスを除外すれば、LINE面だけに絞った配信もできます。

検索広告・ディスプレイ広告それぞれの詳しい仕組みは リスティング広告とは と ディスプレイ広告とは で、Google広告との詳しい比較は Google広告とは で整理しています。

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澤田 翔太(Shota Sawada)
この記事を書いた人

澤田 翔太

株式会社クリプタル 代表取締役

1988年生まれ、慶應義塾大学卒。創業メンバーとして関わった株式会社セールスサポートを株式会社ネオマーケティング(東証STD 4196)に売却。株式会社クリプタルでも複数の事業立ち上げと売却を経験し、2022年9月には婚活・恋愛メディア「シッテク」「婚活会議」を株式会社ベビーカレンダー(東証GRT 7363)へ売却。現在はAI業務支援事業、TANTOU事業、グロースハック支援事業、メディア事業、SEOコンサルティング事業を手がける。